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心地よく過ごすための”住宅”との付き合い方

基本的に”心地よい生活”を送る為には、自分が住んでいる”住まい”の特性を理解しておくことが必要です。ひとつひとつ「住環境」「間取り」「素材」が異なれば、”住まいの特徴”もそれぞれ違ったものになるからです。

当ブログでは、そんな「心地よい生活」を過ごすための参考となる情報や出来事・要素をお話していきたいと思っています。お楽しみいただければ幸いです。

家を買ったら読む本

book120.jpg 家を買ったら読む本/晋遊舎ムック

この度、良くご質問などをいただく・・ 住宅(新築マンション、一戸建て)を購入したときの”しなければいけない事””心がけておきたい要素””内覧会に関する要素””住宅のお手入れポイント”などを一冊のムック本として発売することになりました。主に「内覧会関連情報」「住まい方情報」について監修させていただきました。ご参考としていただけたら幸いです。

住宅チェック・内覧会同行検査

新居(戸建て・マンション)を購入・お引越しをするにあたって、最初に”住まい”の特性を確認・知る機会となるのが「内覧会」です。単に”キズ・汚れ”を確認するだけでなく、住戸の”機能”をきっちりとチェックしておくことはとても大切なことです。

そんなお手伝いを一級建築士として専門家の視点・経験を活用する形でさせていただくのが「内覧会同行検査」です。下記にHPにて詳細内容を帰していますのでご参照いただければ幸いです。

■新築一戸建て住宅の内覧会同行検査

■新築マンションの内覧会同行検査

■同行検査の料金システム

住宅「引越し準備」情報:「エアコン設置関連」「フローリングの種類・ワックス対応の有無」

*お問合わせ・質問など: check@baumplanning.com

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2014年12月10日

引越し後に「追加コーティング(フローリング、水回り)」は不要です。

12月の季節を迎えています。

今月あたりから、「住宅内覧会同行検査」の依頼が増えてくる季節となります。今年中に引渡しを終えておきたい物件があるのと、来年1月からは、年度末の新築物件引渡しピークの時期へと突入することになるからですね。今回の12月〜3月に引渡しとなる住宅は、例年と比較して、「施工不良・不具合の存在確率が高い」ものと推測しています。

「震災復興」+「オリンピック需要」が重なることによる人手不足、そして円安にともな資材高騰の影響が竣工物件に現れてくるタイミングでからなんですね。これから住宅内覧会を迎える予定の方は、そんな傾向があることをしっかりと念頭にしておく必要がありそうです。


■引越し後の各種コーティングの是非。

当ブログでも度々取り上げている、「引越し後にフローリングや水回りなどに追加の保護コーティングをする必要があるのかどうか」という課題に関して、繰り返しになりますが、「原則、追加でフローリングに対してハードコーティングなどをする必要はありません」。

費用対効果が無いのに加えて、デメリットも多々存在しているからです。

内覧会同行検査を行っていると、この問題に対してどうしようかと悩んでいる人(もしくは、やらなければいけないと思い込んでしまっている人)がとても多いことに気がつきます。ある意味根深い問題となっているということなのでしょうかね。

そこで、少しでも多くの人の目に留まるようにと、こちらのHP上に引越し後の「床・壁」「水回り」に追加の保護コーティングは必要なのか?というタイトルで記事を記しておくこととしました。追加のコーティングが不要な理由やしてはいけないと考えている理由などを記しています。

ご参考としていただければ幸いです。


posted by kure at 15:17| Comment(0) | リフォーム関連

2014年12月01日

建設業界の職人不足がいよいよ住宅品質の悪化として表面化?!

2014年も残り一ヶ月となりました。

復興需要に加えて、東京オリンピック開催が決定して以降、オリンピック関連需要も増大・・今年前半から建設業界の「職人不足」が取り上げられるようになっていましたが、その反動がいよいよ住宅品質に悪い影響として現れてきたものと感じています。

もともと、建設業において特に「戸建て建売住宅」の工事監理をする立場(現場監督)の人が上手く育っていない(技術不足、知識不足)状況が根底にあるのですが、そんな状況下で今度は職人不足が加わってきたことで、住宅の品質そのものに10月後半くらいからでしょうか・・本格的に悪影響が出てきたことが実感できるようになったんですね。

これは、住宅内覧会同行検査を通じて、かなり明瞭に感じられるなってきたのです。


■「給排水の施工ミス(漏水など)」が目立つようになってきました。!!

基本的に、建物建設において、最大の施工ミス要因といいますか、ミスしてはいけない要素となるのが「建物構造体の不具合、施工間違い」です。これは建物の耐震性・耐久性に直結する要素であり、人の命にも直接的に影響を及ぼす可能性があるからなんですね。

その次に大きな施工不良(ミス)と位置づけられるのが、「漏水」及び「給排水設備の不具合」なのです。

雨漏りや給排水設備不良(漏水など)は、住宅機能が満たされていないことになるとともに、住宅そのものを劣化させる要因となるもの。施工ミスの中でも重大な不良要素に位置づけられるものです。そんな給排水設備の施工不良(漏水)を内覧会検査を通じて、発見する物件が増えてきたのです。(割合が増加)

私が内覧会時検査を出来ている物件数など日本全国の住宅供給数から比較すれば、極々わずかな数。そんなわずかな検査機会において、「給排水の施工ミス(漏水)」を発見(遭遇)したのが、今年10月後半以降で「4物件」もあるのです。

”4件”という数字(割合)は、正直かなり多いもの。確率から考えれば、今後益々重大な施工不良が増加していくことが推測できるのです。


■構造躯体の施工不良も内在していいる可能性が・・。

給排水の施工不良が目立つようになってきたということは、段階的に考えると「構造体の施工不良」も存在している・・それが今後表面化してくる可能性があることを示唆していると考えられるのです。

給排水の施工不良は、「戸建て住宅(建売住宅)」で目立ってきていますが、先日はとうとう新築マンションにおいても、遭遇することになりました。この不具合は、大手デベロッパー(不動産業者)が手がけている物件で施工不良の有無は、企業規模に関わらず存在する要素であることがわかります。


■住宅内覧会では、給排水設備など住宅機能をきちんと確認することが必須に!!

今年よりも来年のほうが益々住宅の施工不良は増加していくことが推測できます。これから内覧会を行う住宅に関しては、目視確認できる範囲は限られてはいますが・・それでも可能な限り給排水設備や躯体状態といった住宅機能をきっちりと確認しておくことが必須要素となったものといえそうです。

特に「建売戸建て住宅」は要注意。基本的に何かしら、施工不良なとがあるものと考えた上で、内覧会を行う(性善説ではない捉え方)ことが必要となるのではないでしょうか。東京オリンピックを迎えるまでは、この傾向が継続していくものと考えられます。

新築引越し.com「建築士が語る新築住宅への引越し関連情報」はこちら。

タグ:住宅
posted by kure at 15:05| Comment(0) | 住宅チェック関連
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